• 2023年11月23日
  • 施工について

資材を無駄にしないための割付の基本

人工芝の施工で一番初めに行う工程が「割付」です。
聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、資材のロスなどの無駄をなくし、きれいな仕上がりにする為にはとても重要な工程です。

今回は、そんな「割付」の基本についてお伝えしていきます。

割付とは

施工する場所に、人工芝をどのように配置していくかを決める工程です。
弊社では図面などを元に、図のような割付図を作成しています。
そして、作成した割付図から必要な人工芝の本数・副資材の数量などを計算していきます。

割付図

割付の基本①:人工芝の巾

弊社の人工芝の巾は2mですが、設置の際には両サイドを1目ずつ切り落としますので、1m96cmと考えて割り付けます。

人工芝の巾の図

割付の基本②:展開方向

人工芝の展開方向(割付け方向)は設置場所によりますが、原則として人が集まる場所(リビングなど)を基準にロールを展開してください。

POINT

人工芝の展開方向は必ず1方向としてください

90度や180度逆向きなどの割り付けをしてしまうと、芝の向きが揃わずに、外観が著しく損なわれてしまいます。 芝の向きを確認しながら割付図を作成してください。

芝の向きNG例

割付の基本③:障害物の確認

排水の蓋や踏み石、フェンスの支柱などの設置の際に障害になるものは、事前に確認をしてください。
大きな障害物がある場合に発生するロス分は他に割り付けできないかを検討し、小さなロス分は廃材と考えてください。

さいごに

「割付」の基本についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
上記3つの基本を抑えて上手な割付をして頂けば、資材を無駄にすることなく、きれいな仕上がりの人工芝になると思います。
また、資材が足りなくなったなどのトラブルを防ぐこともできます。

弊社では、お問合せの際に図面を頂ければ、割付図とお見積もりを作成致します。
ぜひお気軽にお問合せください。