• 2022年06月22日
  • 施工について

人工芝の芝糸の向きと展開方向

人工芝に“向き”があるのをご存知でしょうか?
人工芝の向きを統一に設置しないと、つなぎ目が目立ってしまい、不自然な印象になってしまいます。

人工芝の向きを知り、展開方向に気を付けることで、よりきれいに施工ができるようになります。

人工芝の向き

人工芝の芝糸(パイル)は、少しだけ斜めになっています。
芝糸の先が向かっている方向が、人工芝の向きになります。

展開方向

人工芝を右から左に展開していった場合、芝糸の向きは右に向くようになっています。
展開する際のポイントは2点。

「向きを揃えること」と「糸の先が建物や人が集まる方向に向かうこと」です。

向きを揃える

芝糸の先があちこちに向いてしまっていると、つなぎ目が丸わかりになってしまいます。
必ず、人工芝の向きは揃えて、同じ方向になるように展開してください。

同じ向き
向きがバラバラ

芝糸の先を建物や人が集まる方向に向ける

芝糸の先が向かっている方向の方が、より人工芝がリアルで美しく見えます。
そのため、人工芝を展開する際は、建物や人が集まる場所がある方向から展開して、芝糸の向きがその方向に向くように設置してください。

展開方向
人工芝の向き

さいごに

今回は人工芝の向き、展開方向について説明しました。
人工芝を施工する際は、いきなり固定せずに、仮敷きして、人工芝の向きの確認やつなぎ目の調整を行うことで、よりつなぎ目が目立ちにくいリアルで美しい仕上がりになります。

施工の際は人工芝の向きに気をつけて、設置してみてください。